タピオカとは一体なに?

黒いプニプニした丸いやつ。そうタピオカ。
またブームになっているの?って思うくらい最近良く見ます。

私も最近タピオカミルクティーを飲む機会があったんですが、そもそもタピオカ自体が何なのかよく分かってませんでした。

黒いプニプニの正体が気になったので、色々と調べてみました。

タピオカの正体はでんぷん

キャッサバという芋

そうです。タピオカというのはでんぷんです。
詳しくは、キャッサバという芋の根茎から製造するでんぷんのことです。

このでんぷんを水で溶かして加熱します。さらに1cm程の粒状に加工・乾燥させると「タピオカパール」というものになります。
日本では、一般的にこのタピオカパールのことをタピオカと呼びます。

キャッサバはブラジルが原産ですが、世界各国で栽培されており、お馴染みのタピオカミルクティーやドーナツなどの食用の他、工業原料としても利用されています。

タピオカの名前の由来

ブラジルの先住民のトゥピ語で、でんぷんの製造法を「tipi’óka」ということからタピオカと呼ばれるようになりました。

本当は黒くないタピオカ

着色前のタピオカ

タピオカ=黒色。と思いますが、実は黒くないです。

私たちがよく知っている黒いタピオカは、カラメルで色付けされたもので、本来は無色(白色)です。

実は高カロリー!?

タピオカは芋のでんぷんなので、主成分は炭水化物です。
ダイエットにも良い!?と思われているタピオカですが、実は以外に高カロリーです。


・ごはん:100gあたり168Kcal
・乾燥させたタピオカパール:100gあたり346Kcal

ごはんよりもカロリーが高いです。が、これは乾燥させた場合の話です。

ドリンクに混ぜるものは茹でたものを使用するので、茹でた場合だと100gあたり62Kcalまで減ります。ただ、当然ですが甘いミルクティーと混ぜればカロリーは高くなります。

しかし、タピオカはグルテンを含まない「グルテンフリー」で、しかも腹持ちも良い食材です。

そのため、食前に摂取することで満腹感を得られて、ご飯を少量で済ませられるなどのダイエットに良いという声もあります。

ポン・デ・リングにはタピオカ粉が使われている

タピオカといえば、モチモチの食感。
実は、ミスタードーナツの「ポン・デ・リング」には、タピオカ粉が使わているそうです。

「ドーナツ モチモチ」で検索すると、クックパッドなどでパンやケーキ、ドーナツなどのレシピがたくさん投稿されていますので、試してみるのも面白いかと思います。