ChatGPTの始め方と使い方

ChatGPTの始め方から使い方、ChatGPTはどんなサービスで何ができるかを簡単に紹介します。

ChatGPTとは?

ChatGPTは、イーロン・マスク氏などの事業家が出資している人工知能の研究開発機関「OpenAI」という会社が開発したAIのチャットサービスです。

これまでのAIを利用したチャットサービスとは異なり、質問に対する回答の精度や表現が高く、まるで人間が考えて回答しているかのような体験を得ることができます。

GPTの意味

ChatGPTのGPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略で、インターネット上の膨大なデータを用いて訓練されたニューラルネットワークを利用して、人間のような自然の対話や文章生成などを行う言語モデルです。

ChatGPTは無料?有料?

ChatGPT3は無料

2023年3月現在のChatGPTは「GPT-3.5」を採用しており、無料で使用できます。

ChatGPT4は有料

ChatGPT4は、有料版(月額20ドル)に加入することで使用できます。

有料版でできること
・アクセス集中時でも利用可能
・応答速度の高速化
・新機能への優先アクセスが可能(ChatGPT4の利用)

日本語対応

海外のサービスで日本語版はまだありませんが、ChatGPTの特徴でもある翻訳機能により、日本語の質問でも利用可能となっています。

利用端末

ChatGPTはアプリではなく、Web上でのサービスのため、パソコンでもスマホでも同じように利用できます。

ChatGPTの特徴

・非常に高い言語理解力

・自然な文章生成 & 対話

・AI(人工知能)による応答やアシスト機能
・翻訳機能
・過去に会話内容の記憶

 など

ChatGPTの活用例

会話の生成

ユーザーが入力した文章や単語に対して返答を生成し、自然な対話が可能。

自然言語処理

テキストデータを解析し、自然言語の理解や機械翻訳、文章生成などが可能。

文章の要約

長文を要約して短文にまとめたり、文章の主旨を把握して要約が可能。

情報検索

ユーザーが検索したいキーワードに関連する情報を収集し、返答が可能。

知識の提供

様々なトピックに関する知識を提供し、質問に答えたり、知識の共有が可能。

質問応答

ユーザーが質問した内容に対して正確な回答を生成が可能。

文章の校正

ユーザーが入力した文章の文法やスペルミスを修正し、文章の改善が可能。

意思決定支援

ユーザーが決断を下すための情報やアドバイスが可能。

自動生成

テキストや画像、音声などのコンテンツを自動生成が可能。

ゲームの開発

テキストベースのゲームや対話型のゲームを開発が可能。

ChatGPTの始め方

ChatGPTはアカウントを作成すれば、すぐに無料版が利用できます。

ChatGPT公式サイトにアクセス

ChatGPT(https://openai.com/blog/chatgpt)にアクセスし、「TRY ChatGPT」を選択。

「Sign up」ボタンを選択

「Sign up」を選択し、アカウントの作成画面へ移動。
※アカウント作成後は「Log in」を選択。

アカウントの登録

アカウントの登録方法は2通り。

方法1:メールアドレスでアカウント作成
・下図の❶からメールアドレスを入力後、8文字以上のパスワードを設定。

方法2:Google/Microsoftアカウントを使用して登録
・下図の❷から連携するGoogle/Microsoftアカウントを選択。

OpenAIからメールが届く

登録したメールアドレスにOpenAIからメールが届く。
「Verify email address」を選択し、認証画面にアクセス。

名前と電話番号の認証

認証画面にアクセスしたら、名前と電話番号を登録。
登録後、6桁の認証コードが記載されたショートメールが送られてくるので、それを入力。

アカウント登録完了

アカウント登録が完了。
STEP2の「Log in」を選択すると、ChatGPTが利用できます。

ChatGPTの使い方

ChatGPTにログイン

ChatGPTにログインしてください。

質問(テキスト)を入力

下図赤枠エリアにテキストを入力し、Enter(もしくは右の飛行機アイコン)を押して入力決定してください。

ChatGPTから回答が来る

入力した内容に対する回答が生成されます。
※緑色のアイコンがChatGPTの回答です。

次のように、こちらが要望した内容なども記憶・学習し、次回からの回答に適用してくれたりします。

ChatGPTの注意点

ChatGPTは、とても高度な文章や回答を得ることができます。しかし、その回答の元となる情報はインターネット上にある内容のため、必ずしも「正確」で「事実」な回答を返すものではありません。生成された回答が正しいか間違いかは十分注意して利用した方が良いかと思います。